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4月28日(金)・29日(土)・30日(日)に開催される10周年イベント用VINTAGEアイテムご紹介です。
Civil Conservation Corpsの30’sウールワークジャケット。
これはまず手に入らないスペシャルになります。
じっくり読んでくださいね。
30’s Civil Conservation Corps ウールワークジャケット(ブラック) Size:着用感S~M
1930年代のアメリカ合衆国で行われた失業対策プログラムで、若年労働者の職業教育訓練の場として発足した【Civil Conservation Corps(市民保全部隊)】。
1940年代初頭に第二次世界大戦が始まり、訓練生は軍隊として戦争に駆り出され、Civil Conservation Corpsは消滅しています。
以下概要(ウィキペディア)
世界恐慌時のアメリカでは、若年労働者の多くが失業し、高等学校を卒業しても就職すらままならない状況となった。
アメリカ政府は、こうした若者に対し、合宿(キャンプ)を通じて職業訓練を施すこととし、道路建設、土壌保全のための小規模なダム(堰)造りなどの公共事業や、森林の伐採、植林などの国立公園の維持管理作業に従事させた。
キャンプは、文字通り数人単位のテントやバラックにおける集団生活であり、つらい僻地での作業や人間関係など馴染めなかった者も多く存在し、1940年代以降にアメリカ国内で出版された小説やエッセイの中では、皮肉をこめて、またはネガティブに扱う者も現れた。
しかし、給与の一部(22ドル-30ドル/月)は親元へ送金されたため、少なくとも親からの評価は高かった。
また、キャンプを通じて、10万人程度の文盲の若者に教育を施すことができたという。
今回ご紹介のジャケットは、そんな【Civil Conservation Corps(市民保全部隊)】の貴重なワークジャケットになります。
生地は1920年代前後のモーニングなどで見られる、細いウール糸で織られた硬めでキメの細かいウール生地で、触った感じはウールとは思えないほど。
ジッパーはコの字留めTALONジップ。
左胸のボールチェーン付きジッパーもTALON社のものになり、ボールチェーンにもTALONの刻印が入ります。
サイドにはアジャスター付き。
ライニングはサテンになります。
そして、特徴的なディテールが縫製です。
全て一本針(シングルニードル)での縫製になります。
ポケット、裾、袖、襟、背面、アーム付け根、脇下から裾にかけてなど、その全てが一本針で縫製されています。
ダブルステッチに見える部分も二本針ではなく一本針仕上げになります。
このような旧い縫製方法ならではのディテールは見ているだけでも楽しくなります。
カラーは、この年代のワークアイテムではかなり貴重なブラック。
なぜVINTAGEでは黒が少ないかはいろいろと言われており、葬式時などに用いられる不幸を連想されるカラーのため、あまり使われなかったとか、単に黒が好まれなかったからとか、言われています。
両胸には、1930年代当時のCivil Conservation Corpsのワッペンもそのまま付いています。
このワッペンだけでも価値があり、小さい丸い方だと\5000前後で売られておりますが、盾型の大きい方は\30000前後の値が付きます。
Civil Conservation Corpsの訓練生は作業服にワッペンをあまり付けませんので、アメリカ政府側の人間が着ていたジャケットだと推測されます。
Civil Conservation Corpsのアイテムは、ワッペンですら高値で取引されるコレクタブルアイテムです。
1930年代当時のジャケットで、ワッペンまで付いているとなると、コレクターの方にはヨダレものではないでしょうか。
しかも、かなり綺麗な極上コンディション。
文句なしのスペシャルVINTAGEですので、この機会をお見逃しなく。
◆お取り扱い◆
Vintage衣料・アンティークウォッチ・インディアンジュエリー等
◆住所◆
〒078-8234_北海道旭川市豊岡4条5丁目3-18
◆営業時間◆
12:00~20:00
◆Web Shop◆
share-usa.com
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